


【結晶のまま】
天日結晶そのままの味をどうぞ
収穫した天日結晶の粒を、そのままさらに天日干しして、袋詰めしたもの。カンホアの塩の原型にあたります。結晶の粒の大きさはだいたい2~4mm程度。不ぞろいの崩れた立方体です。結晶の粒独特の食感・味わいが特徴です。
カリッとした食感を活かしてサラダ・ピザなどのトッピングに。粒のままなめてお酒のアテに。つまんでもおいしい飾り塩に。また、結晶がきれいなバスソルトにも。
この大きめの結晶の粒を見て、ときどき「岩塩ですか?」という方がいらっしゃいますが、もちろん岩塩ではなく、海水塩です。この結晶は、天日によってゆっくり形作られたもののため、岩塩(または石)のように固い粒ではありません。ミルで挽かなくても、例えばスリコギなどでコツコツしても砕けますし、(個体差はありますが)指先でも砕ける粒もあるほどです。
【結晶のまま】独特の味わいとは?
一見ただの塩の結晶に見える【結晶のまま】は、海水の各成分が順々に層を成しながらでき上がった粒です。結晶の中心部と外側では、成分・味が異なっています。この粒を舌の上にのせると、最初は外側の成分の層が溶け、後から中心部が溶け始めます。ですから感覚的に、最初はあまり塩辛くなく苦味をともなった複雑な味を感じ、後からだんだん塩辛さを感じます。これは海水の様々な成分がカンホアの塩になっているから。一粒の結晶で味の変化を感じる【結晶のまま】独特の味わいです。